デジタルオシロスコープ

1990年代半ば、ハードウェアの開発に携わっていて、デジタルオシロスコープを日常的に使われていた。
その後、HPのVXIバスとオシロスコープ、電圧計、信号発生器、そして無数のスイッチやリレーが使われるようになった。
テストプログラムは、マイクロソフト社のプログラミング言語と開発環境を使用していた。
トリガーや外部トリガー等も含め、全てのテスト工程が完全自動化されており、今考えるととても高度なことだと思う。

最近、自己満足のため波形を見るだけのおもちゃとして、OWONのSDS1022というデジタルオシロスコープを買いました。


パナソニック製ニッケル水素電池充電器からの波形、5Hz、2.5V。


wikipediaにあるモスキート音リンクで再生してみて,
17.4KHzでは、確かに聞き取りにくかったが、オシロスコープで確認すると、綺麗に見えた。 カーソルを見ると、測定値は約15.53KHzであった。

25KHz付近のフーリエ変換の結果を見ると、もしかしたらこのオシロスコープの精度が足りない?


1KのBeep音,あまり誤差があるようには感じない。



このサイトには様々なサウンドクリップがあり、蚊の音を再生して得た波形。


牛の鳴き声、蚊の周期の約2〜3倍


救急車の音, フーリエ変換の結果的に860Hz,1070Hz,1620Hz,2060Hz,2400Hzあたりですね。


また、本機はPCとUSB接続することでリモートコントロールが可能だが、Windowsマシンを持っていないため、残念ながらまだ使用できない。
暇なときは、プログラミング言語SCPIを使って、ちょっとしたプログラムを書いて遊んでみたいと思っています。


昔の作品