Arduinoを触ってみようかと思い、同僚から借りた入門書を読み始めました。それで先日実家から出てきた懐かしいものを思い出し、簡単に記録したいと思います。
大学4年の時に作ったものですが、PC/AT互換機のATバスに挿すカードになります。
電子回路の設計から、プリント基盤の設計、部品購入、ハンダ付け、ソフトウェア開発、結合テストまで全部一人でやりました。
残念ながら今だと設計内容はほとんど覚えてないですし、設計図とソースコードもどこにあるか分かりません。
電子回路の設計と基盤の配線設計はおそらくDOS版のTango(Protelではないと思う)を使っていました。
駆動用ソフトウェアは、おそらくDOS 3.22の上でTurbc C 2.0を使ってコーディングしました。処理がシンプルで、データを読み込んでD/Aコンバータ8255を通してアナログシグナル出力的なものでした。
開発とテストは、ASTの80286を使っていました。
当時は大学の先生が音の分析を行っていて、大量な生データを持っていました。
このデバイスを使ってフーリエ変換などの実験に使用する予定だったかもしれません。
デバッグと発表の時にデジタルオシロスコープを使っていて結構いろんな波形のシグナルを出力することができました。
もちろん簡単なsinやcosなど三角関数の波形はプログラムで作れました。
裏面だと設計ミスがあったことがよくわかりますね。
それからインターネットのなかった時代に作ったものですから、設計の時にどうやって情報収集してきたのかな?本当に不思議です。
大学時代は楽しかったですね。。