ReSTfulなメタファは、ITの世界からのベンダーにとって非常に魅力的です。Oracleのソフトウェア開発担当シニアディレクター Robert Clark氏は、IoTに対する同社のアプローチでは「モノをReSTfulなエンドポイントとして扱う」と説明しています。
WIND RIVERはOracleと同様、ReSTfulなAPIを介してモノと通信するクラウドベースのアプリケーションプラットフォームを提供しています。しかし、同社のエッジ管理システムでは、モノがサポート可能な場合、そのソフトウェアスタックをハブ経由で、モノ自体の上で動作するエンベデッドソフトウェアまで拡張します。
Threadは、IoTエンドポイント向けの多企業間プロトコルです。IEEE802.15.4ワイヤレス・メッシュ・ネットワーク上で6LoWPANプロトコルを使用し、IPアドレス指定および高度暗号化規格(AES)に対応しています。
モノをThread経由でスマートハブに接続するか、Bluetooth経由でスマートフォンに接続すると、モノから、インターネットを介してクラウドとのHTTP接続を維持できるデバイスまでの経路が確立されます。
「切れた小型電球を捨てることは、スマートホームへの暗号キーを手渡すのも同然です」
そうなんですよね、これは確かに困ったところです。デバイス登録後の定期同期や自動解除を考えないといけないと思います。