Googleは今週,Ubiquity Dev Summit 2016と題した,自社のIoT - Brillo, Weave, Beacon - およびウェアラブル,TV,自動車に関する技術セッションを開催している。
Googleは2つのテクノロジ - BrilloとWeaveで,IoTの相互運用性とセキュリティ,プライバシに焦点を当てる。
WeaveはNestが開発し,その後Googleによって買収されたデバイス対デバイスの通信プロトコルで,その内容は以前の記事でも紹介している。
Brilloは,コアサービスと開発ツールキットを備えた組込みOSで,OTAアップデートをサポートし,他デバイスとWeaveで通信する。
WeaveはBrilloに組み込まれる他,Android, iOSおよびWeb用ライブラリとしても提供される。アーリアダプタはインビテーションを要求して,BrilloとWeaveを試すことが可能だ。
Googleが取り組むもうひとつのIoTテクノロジはBeaconである。
これは屋内のスマートデバイスがセマンティックな位置情報を提供するための技術だ。
Googleは人々が屋内で過ごす時間 - 全時間の90%,に基づいて,これを重要な技術と位置付けている。
このようなデバイスは,屋内でのナビゲーション,近接感知型の通知(入り口でのチケット確認),正確な位置情報機能(注文された食事をテーブルに運ぶ)などに利用される。