BustleでのGraphQL導入事例

BustleでのGraphQL導入事例

FacebookはGraphQLを、"APIのためのクエリ言語と、既存データでクエリを実行するためのランタイム"だと表現している。クライアントがRESTエンドポイントに何かを依頼するRESTコールとは異なり、GraphQLクエリでは、クライアントが探しているものを指定することができる。

GraphQLはFacebookでは多用されているが、コミュニティの仕様としてはいまだ初期段階にある。InfoQは今回、BusteのエンジニアリングディレクタであるSteve Faulkner氏とGraphQLについて話す機会を得て、Bustleでの利用状況や、GraphQLに注目する開発チームが考慮すべき点について論じることができた。

GraphQLには]いくつか欠点もあると思います。特にセキュリティ関連や実運用時のGraphQLオペレーション、クエリの複雑さ、権限や認証の管理などです。いくつかの問題については社内的には解決しましたが、コミュニティ全体という意味ではまだ未解決です。これらの点については注意しなければなりません。あなた方が銀行業務を運用していて、GraphQLエンドポイントを実行したいのであれば、"真の実用レベルにするために、他にどのようなステップが必要なのか"、という点を真剣に考える必要があります。

GraphQLとRESTはどっちを使うのか?みたい相談を受けたことがありますが、GraphQLの利用実績がないので何とも言えなかったですね。
昔アメリカのヤフーのYQLがあったが、ただSQLのRDBMSのマッピング的な使い方だと意味がないので関心がありませんでした。
Facebookのネームバリューとライブラリ関係の充実があって使う方が増えるかもしれませんが、しばらく見守りしていきたいです。