アルツール・ルービンシュタイン　ピアノ独奏会

（1961年10月30日　カーネギーホール）　

巨匠ルービンシュタインは、当年74歳で前年の1960年に、ショパンコンクールの審査委員長を務めて、現代の巨匠マリッオ・ポリーニを「我々の誰よりも上手い」と評し、優勝させた。

偶々旅行中で当夜のチケットを得た。ショパン弾きを言われ「夜想曲全集」を愛聴していたが、当夜は「ベートーベンの情熱」とドビッシーであった。