全日空と日本航空のメンテナンス工場見学
ずっと前に、羽田空港にある<a href="/x-plane10/2013/11/jalsky-musume.>日本航空(JAL)のメンテナンスハンガー見学について書きましたが、 この見学ツアーは今や人気が高まり、 なんとTripAdvisorで外国人向けの東京ツアーオプションで第1位にランクインしています!
全日空(ANA)メンテナンス工場見学予約サイト(日本語) 日本航空(JAL)メンテナンス工場見学予約サイト(日本語)
最近、会社のコワモテ社員が早々とネットで日程を予約し、 飛行機マニアたちと一緒に全日空と日航のメンテナンス工場を見に行くことになり、 当日は同僚8人と一緒に羽田空港の「新整備場」駅に集合しました。
当日の午前はまず全日空の見学を行い、昼に日航の見学に行き、
午後は一緒に羽田国際線ターミナルへ行き数時間にわたり飛行機の撮影をし、
充実した一日を過ごしました。
「新整備場」駅を出ればすぐに機材撮影ができるため、同僚たちを待っている間に、
RX100で、地上をtaxiするブリティッシュ・エアウェイズの777と羽田の塔が一緒に写る写真を撮りました。
正直なところ、全日空と日航のこのメンテナンス工場は大同小異で、 見学の流れはどちらも会議室での30分間のブリーフィングと、約45分間の工場内見学です。 中で撮影した写真も<a href="/x-plane10/2013/11/jalsky-musume.>前回とほとんど同じでしたので、 ここでは詳細な紹介は控えますが、 今日は全日空と日航の違いを中心に比較してみたいと思います。
見学後の感想としては、日航と全日空では企業文化がかなり異なるなと感じました。 日航は比較的権限が委譲されており、現場スタッフの自由度が高い一方、 全日空はマネジメントがより制度化されていて、規則や制度がより整っているように見えます。
例えば、工場内で撮影した写真についてですが、日航の要求は、
皇室や他社の機体に関わるものでなく、
他者の肖像権に触れないものであれば、SNSやブログに自由に公開してよいというものです;
しかし全日空はかなり厳しく、もし写真をネットに掲載したい場合は、
まず[email protected]にメールを送り、ANAの担当者のチェックを経て、
許可を得て初めて個人用SNSやブログに掲載することができます。
また、冒頭の30分間のブリーフィングについても、全日空の内容は一板一眼で、 事前に用意されたパワーポイントとほぼ同じであり、非常に綿密に準備されているのが見て取れ、 誰が解説しても内容はほぼ同じでした。 一方、日航の解説はかなりその場のノリに任されており、ガイドの能力によって出来にばらつきがあり、 もし話し上手な元パイロットに当たれば内容は非常に面白くなりますが、 もし元客室乗務員(大体はおばちゃんキャビンアテンダントですね。。)だったりすると専門的な内容は少なめになり、 我々のような飛行機マニアには物足りなく感じられるかもしれません。
工場内見学では、参加者は10人程度のグループに分けられ、 元パイロットのおじいさんや元客室乗務員のおばさんがそれぞれ案内してくれます。 全日空のグループ分けは事前に用意されていて、 グループごとに名前を呼ばれてヘルメットをもらい、工場に入っていきますが、 日航のグループ分けはその場で行われ、ガイドが会議室の後ろから歩いてきて、 適当に10人ほどを見てランダムにグループ分けをします。 我々数人が一眼レフカメラを持っていて少し目立っていたため、 「みなさんプロフェッショナルですね」と言い、我々を専用のグループに分け、 元パイロットの小林さんに案内してもらうことになりました。
工場内での全日空のおばちゃん客室乗務員の解説は一板一眼で、
航空知識がない一般見学者向けだったため、目新しい話はあまりありませんでした。
しかし、見学した2つのハンガーのうち、西を向いているものと南を向いているものがあり、
個人的には南向きのハンガーを強くおすすめします。
貴重な写真をたくさん撮影できましたので、[email protected]のチェックを経た写真を1枚だけ載せます。

日航の工場の2つのハンガーはどちらも西向きで、
元パイロットの小林さんの解説が当日の最大のハイライトでした。
彼はユーモラスで、しかも我々の飛行機マニアという特性に合わせ、
一般の人には知られていない知識をたくさん紹介してくれました。
例えば767の尾部にあるテールスキッドについて、これは主脚と連動していて、
主脚が引き込まれるとテールスキッドも引き込まれ、
主脚が下りるとテールスキッドも下がる、と解説してくれました。
また、整備員が機首のレドームを開けているのを見ると、
中にはレーダーアンテナ、ローカライザー、グライドスロープアンテナが設置されていると解説し、
内容は非常に専門的でした。
ハンガーの入り口で飛行機の離陸を見ながら、
パイロットの操作に面白い点评をつけ、
「ここのパイロット、脚を上げるのが遅すぎる!」などと言って、
我々を思わず笑わせてくれました。
その後で、脚を冷やすために、時には上げるのを遅らせなければならないこともある、と説明してくれます。
とにかく、彼の生き生きとした解説のおかげで、約1時間の見学があっという間に終わった感じがしました。

最後にまとめです。 全日空と日航ではそれぞれ異なる企業文化を感じました。 全日空は組織性を重視し、日航は個人を重視しているように感じました。 経営者や管理職の立場なら全日空のやり方が好きかもしれませんが、 会社員としては日航の緩やかさの方が好きかもしれません。
メンテナンス工場見学というプログラムとしては、どの会社も内容は本当に素晴らしく、強くおすすめします。 唯一の残念な点は、英語の解説がないことのようで、 日本語がわからない外国人の見学者には不便かもしれませんので、 できれば日本語を話せる友人と一緒に行くのが良いでしょう。