珠海エアショー2016記録:その2
写真の整理もひとまず終わり、flickrにアップしました。ぜひご覧ください。
今日は少しマニアックなテーマで、イギリスのBAEシステムズ社が製造した Hawk(ホーク)練習機のAPUについて書きます。
今回は珠海でイギリス空軍のレッドアロー飛行隊による素晴らしい曲技飛行編隊飛行を観戦しましたが、
彼らが使用しているのは、イギリスのBAEシステムズ社が製造したHawk(ホーク)練習機です。
以下の写真の細部をよく観察すると、機体上部にいくつかの穴があるのがわかります。
当然ながら、これは補助動力装置(APU)の吸気口と排気口だろうと連想しました。
(前方の長方形は吸気口intake、後方の黒い円形は排気口outtakeです。)

ネットで資料を探してみたところ、Hawk練習機に使用されているのは、おそらくこのSaphir 10 Auxiliary Power Units (APU) であることがわかりました。
フランスのSafran S.Aの子会社であるSafran Power Unitsによって製造されています。
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製品説明では、機体内におけるAPUの位置を確認することができます。
これは上記の珠海で撮影した写真と一致しています。
当該APUの技術データは以下の通りです: 長さ 25インチ 63.5センチ 幅 12インチ 30.5センチ 高さ 13インチ 33センチ 正味重量 81ポンド 36.7キログラム
地上始動 高度 0から22640フィート 温度 -78.8から122華氏度 空中始動 高度 0から35100フィート 温度 -104から122華氏度
機械動力 69キロワット 電力動力 12キロボルトアンペア
Saphir 10 APUは、同じくSafran Power Unitsが製造したATS-323 Air Turbine Starter(空気タービンスターター)と組み合わせて使用する必要があります。
製品説明には、機体内での位置についての解説も同様に記載されています:
そのサイズはさらに小さく、長さ9.5インチ(24センチ)、幅7.9インチ(20センチ)、高さ7.9インチ、重量はわずか15.5ポンド、つまり7キログラムです。
ところで、Su-27やJ-10にはAPUがないのでしょうか?
たくさんの写真を撮りましたが、探してもAPUの吸気口や排気口の穴が見つからなかったので、おそらくないのでしょう。
重量を軽減してAPUを省き、もっと重要な装備を搭載するためでしょう。どうせ地上では横に電源車がいますしね。
(<a href=“http://www.team-bhp.com/forum/commercial-vehicles/166918-mig-29-fulcrum-balance-rests-us. target="_blank” rel=“noopener noreferrer”>MiG-29はあるようです)

ついでにロシアのAPUとエンジン始動モーターについても触れておきます。
Krasny Octiabr AUXILIARY POWER UNIT VSU-117 85キログラム
Klimov GTDE-117 gas-turbine engine (turbine starter) 42キログラム
Hawkに使用されているものよりもはるかに重いですね。