ボーイング737-800の尾部にある各種吸排気口などのディテールを観察する
先週の羽田空港で撮った写真を眺めていたところ、ボーイング737-800の尾部に小さな穴がたくさんあることに気づきました。
その多くが何のためのものか、よく分かっていませんでした。
そこで写真上で丸印をつけ、専門家の@dreamlinerさんに教えていただいたところ、以下の回答を得られました。
1 尾部白色位置灯 Strobe Light 2 APU室/オイル冷却吸気口 APU Cooling Air Inlet 3 APU排気口 APU Exhaust Outlet 4 APUアクセスパネル 5 APU室可燃性液体排出ドレーン 6 APU室可燃性/非可燃性液体排出ドレーン APU Shroud & Hydraulic Drain 7 緑色のテールスキッド、機尻の接地(テールストライク)を防ぐ Tail Skid 8 APU吸気口 APU Air Inlet Door 9 ギャレーおよびトイレの洗浄水排出マスト Aft Heated Water Drain Mast 10 ギャレー排気口 11 非常灯(非常用滑り艇を展開した際などに点灯) 12 正圧解除弁(与圧調整の非常用、機内から空気を排出。合計2つ。図では見づらいが、アウトフローバルブの下にもう1つある) Pressure Relief Valves 13 アウトフローバルブ(与圧調整用) Outflow Valve 14 負圧解除弁(与圧調整の非常用、外部から空気を機内に取り入れる) Negative Pressure Relief Valve
ところで8番のAPU吸気口の形がとても奇妙ですね。なぜこんな不規則な形状になっているのでしょうか?疑問に思います。
クローズアップ写真を撮って、よく観察してみてください。
2018/04/14 更新 昨年、「精通波音737(Boeing 737 Technical Guide)」という本を買いました。そこで吸気口について解説されていたので、以下に引用します。
APU吸気ダクト上のボルテックスジェネレーター(渦発生器)は、1977年に追加装備され、APUの空中始動性能を向上させるために採用されました。 ボーイングによると:これにより、以前はAPUを貫通していた負圧領域が逆転し、空中始動時に空気力学的にスターターの選択を補助します。 後期型では、さらに内側に25度偏転可能な後縁ヒンジ付きフラップが装備され、APUの始動時や運転時に伸出するようになりました。古い写真を探してみたところ、15年