フライトシミュレーター愛好家のノート

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大韓航空機、東京羽田空港で火災発生し離陸中断。自らも被害者に

先週の金曜日5月27日12時38分、 羽田発ソウル行きのKE2708便(大韓航空ボーイング777-300、機体番号HL7534)が、 東京羽田空港の滑走路34Rで離陸のための滑走中に、左側の第1エンジンが突然発火しました。 旅客機は緊急停止し、直ちに脱出用スライドを展開して乗客を避難させました。 空港の消防隊はただちに消火活動を開始し、13時10分頃に鎮火しました。 機内には乗客302名、客室乗務員17名が搭乗していましたが、幸いなことに人的被害はありませんでした。

この事故の発生を受けて、羽田空港では当該滑走路が閉鎖され、 多数のフライトが欠航や遅延する事態となりましたが、まさか自分自身も巻き込まれるとは思いませんでした。

当日、私は九州で会議に出席した後、18時30分発のフライトで福岡空港から羽田空港に帰る予定でした。 しかし会議中の13時46分、ANAから突然メールが届き、 フライトが欠航になったとのこと。旅程を変更したい場合はANAのウェブサイトで手続きを行うようにとの内容でした。

05月27日ANA266便 福岡18:35発 - 東京/羽田20:15着は欠航となりました。

ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。

予約変更はご予約便出発予定日の翌日までANAホームページからお手続きが可能です。 払い戻しは航空券ご購入店舗にお問い合わせください。

その4分後、ANAからもう一通メールが届きました。 滑走路が閉鎖されており、本日のフライトがいつ再開されるかは全く見通しが立たないため、 他の交通手段を強く推奨し、往路の航空券は全額返金するとのことでした。 (ただし、今回のフライトはホテルとセットで予約していたため、 返金のためにはカスタマーサービスセンター(0570-055-820)に電話する必要がありました。)

5月27日13:15現在、東京羽田空港では、他社航空機のトラブルにより滑走路が閉鎖しており、東京羽田空港を発着する便の運航再開の目処は立っておりません。 地上交通機関など、他の交通手段を強くお勧めいたします。

東京羽田空港の滑走路閉鎖に伴い、運航への影響が予測されるANA運航便の航空券につきましては、実際の運航状況にかかわらず手数料を頂かずに、 搭乗予定便の変更(振替)および払い戻しを承ります。

これではもう打つ手がないので、急いで駅へ向かい東京へ戻る新幹線のチケットを買い、 その後、会議場に戻って会議を続けました。 会議終了後、4時間半の新幹線に揺られ、なんとか夜に自宅へ帰ることができましたが、疲れ果ててしまいました。 なんてったって、飛行機ならたった1時間半で着くんですからね。

とはいえ、全日空の顧客対応はなかなか良好で、フライト欠航を第一時に通知してくれました。 もし空港に着いてから飛べないことを知り、さらに帰りの新幹線も買えないなんてことになれば、 福岡空港で野宿するしかなかったでしょうから。

奇遇にも、翌日の5月28日に用事があって羽田空港へ行ったところ、 事故機のHL7534が<a href="/x-plane10/2013/11/jalsky-musume.>日航メンテナンスセンターの前に駐機されているのを目にしました。 ということで、記録に残すため数枚の写真を撮影しました。

上の写真を見ると、左側のエンジン下部が何かで覆われているのがわかります。 おそらく、そこが発火箇所なのでしょう。 上の写真を見ると、関係者らしき数名がヘルメットを被り、 エンジンの検査を行っているように見えます。 左右の全景写真です。フラップが下ろされた位置にあるのが確認できますが、 左側のエンジンを除いて、機体の他の箇所に損傷はないように見受けられます。

こちらの報道によると、

日本国土交通省の運輸安全委員会による調査によると、ボーイング777型機のエンジン後部にあるタービン翼が複数箇所で破損し、外殻を突き破って滑走路に散乱していたことが判明しました。 現在のところ、エンジン最前部のファンブレードや圧縮機に異常があったかはまだ特定されておらず、鳥の羽毛や血痕も発見されていません。 鳥の衝突(バードストライク)によって異物が侵入した可能性は低く、タービン自体の異常であった可能性があるという見方が出ています。 大韓航空は30日、当該エンジンは2004年10月に製造されたものであり、今年4月の定期検査および発火当日の27日に出発する前の検査では、いずれも問題が発見されなかったと説明しています。
調査結果が出るまでには、まだしばらく時間がかかるでしょう。