MH370行方不明事件--残骸検証報告その一
昨日、オーストラリア運輸安全局(ATSB)が技術検証報告書を発表しました――
モザンビークの海岸で発見された2機の航空機残骸の鑑定を行い、 その結論は、マレーシア航空行方不明機MH370便(機体番号9M-MRO)からのものである可能性が「極めて高い(almost certainly)」というものです。
• Part No. 1 was a flap track fairing segment, almost certainly from the Malaysian Airlines Boeing 777 aircraft, registered 9M-MRO. • Part No. 2 was a horizontal stabiliser panel segment, almost certainly from the Malaysian Airlines Boeing 777 aircraft, registered 9M-MRO.
1つ目の破片はフラップトラックフェアリング(Flap track fairing)で、
ボーイング777の右翼にある7番フェアリングであり、
その寸法、材料、構造はすべてボーイング社の図面と一致することが確認されました。

破片にある「676EB」という文字のフォントや色は出荷時とは異なっていますが、
機体のメンテナス時に再塗装された可能性を考慮する必要があります。

2つ目の破片は右側の水平尾翼、すなわち水平安定器パネル(horizontal stabilizer panel)の一部であり、
その寸法、材料、構造もボーイング社の図面と一致することが確認されました。

この破片にある「NO STEP」の文字のフォントと表示位置もボーイング社の仕様とは異なりますが、
これもメンテナス中に変更されたものであると考えられます。
また、「NO STEP」の文字の下にあるファスナー(fastener / 留め具)から、メーカーの情報を特定することができます。この製品は現在は使用されていませんが、9M-MROの生産ライン(405号機)では確かにこの型番が使用されていました。
したがって、オーストラリア運輸安全局の結論として、それらがマレーシア航空370便からのものである可能性は「極めて高い」とされています。
注意: 1年前に<a href="/x-plane10/2015/07/mh370.>MH370便行方不明事件の最新の進展とフラッペロン(Flaperon)という記事を書きましたが、 そこで言及したもう一つの「657BB」という文字がある破片の報告書はまだ出ていません。 しかし、それもMH370由来である可能性は非常に高いと考えられます。