JFlightのA320 BFPTフライトシミュレーターを訪問
京都のAnabatic Simulationの C172シミュレーター体験から戻った後、東京の近くの他のフライトシミュレーションショップを見て回る計画を立てた。 ある日、横浜桜木町へ行き友人と映画「刺客聶隠娘」を観に行き、 映画館を出て、近くにA320のお店があるのを思い出し、ついでに訪れてみた。
この店の名前はJFlightと言い、昨年末に新しく設立され、開業してまだ1年にも満たない。

入り口に入るとすぐに、壁に飾られたBオーナーがハワイでのPA28飛行記念証明書が見える。
自分もこれを持っているが、どこにしまったかわからなくなってしまった。しかし、オーナーも間違いなく航空愛好家だ。
また、机の上にはA320のマニュアルなどが置いてあり、
杉江機長の本も一冊あった。私は以前、これを買ってL先輩に赠ったことがある。
シミュレーターの外観はこんな感じで、作りが非常に精巧だ。
(よく見るとMCDUには明るさ調整キーボードがないことがわかる)
まずはMオーナーとどうやって練習するか話し合った。私の計画では1時間の時間を使い、 コールドスタートからエプロンへの到着まで、離陸は羽田空港の34Rを選択し、 東京湾の上空で旋回して、その後成田の34Lに着陸する。 2つの空港は非常に近いため、巡航高度は13000フィートに設定し、ATCは使用しない。 ちなみに、1時間の飛行料金は13824円だ。
以前にフルモーションA320シミュレータを触ったことがあり、サイドスティックやラダーペダルなどの操縦感覚は少し知っているが、 今回の目的は各操縦コンポーネントの感覚を再確認すること、そしてオーバーヘッドパネルとMCDU操作にもっと慣れることだった。
Mオーナーと器材について話したところ、彼によるとこの設備はカナダのFlightdeck Solutions(FDS)社製で、 製品名はFDS-A320-FBPTだとのこと。 FBPT (Fixed Base Procedural Trainer) はその名の通り、固定式の手順トレーナーであり、 航空会社がパイロット訓練生をフルモーションシミュレータに入れる前の段階で使用するものだ。
フルモーションシミュレータはやはり高価で、セットには2000〜3000万ドルもするが、 FDS社の製品はフルモーションのたった1%の価格で、非常に近い高度な訓練機能を提供しており、そこに存在価値がある。 またFBPT製品は3軸の移動シミュレーションを提供できないほか、コックピットウィンドウの表示機能もないため、 JFlightではオーストラリアNatVIS社のSimulatro Displays製品を採用し、 200度の円形スクリーンを提供し、 3台のプロジェクターを使用してコックピット窓外の映像をスクリーンに投射し、FBPTシミュレータで使用している。 さらにシステムソフトウェアは、ドイツのAircraft Simulation Technology社の<a href=“http://www.airsimtech.eu/index.php/system-overview. target="_blank”>プロフェッショナルソフトウェアであるA320 Proを使用しており、 FSXなど一般的な個人向け飛行シミュレーションソフトではないとのことだ。
Mオーナーの紹介によると、この設備一式の費用は合計で約3000万円に近いという。 彼はまた、昨年開店して以来、確かに多くのパイロットがここで練習しに来ていると言い、 例えば1、2時間でひたすらトラフィックパターンを飛び続けたり、着陸を繰り返したり、 非常に的を絞った練習をしているそうだ。 もちろん私のような航空愛好家もいて、数人の友人と一緒に来て、 機長と副操縦士に役割分担して、あるフライトを完了させたりすることもある。 とにかくこの1年近くは業務がかなり忙しかったようだ(でもなぜか今は9月で少し暇になっている)。
さて、しばらく話した後、シミュレータトレーニングを始めた。 お恥ずかしいことに、数千ページに及ぶA320マニュアルをKindleに入れて数年になるが、まともに読んでいなかった。 だから今回は主に、オーナーが副操縦士席に座って操作を指導してくれた。
なんときれいなコックピットだろう!

最初は地上電源接続の状態から始め、 経由便なのでADIRSの初期化と再校正は不要だった。 オーナーについて少しずつコックピットの準備を進める。つまり、 オーバーヘッドパネル:すべての白い灯りを消灯 中央計器パネル 中央コンソール FMGSの準備 など。
例えばA320のオーバーヘッドスイッチは、問題がなければすべてのランプは消灯しているが、 左から右へ、下から上へと一つずつチェックしていく。 白いランプ、大気データ慣性基準システム、外部ライト、エアコン流量。。。 ワイパー、バッテリー、外部電源、APU火災、APU、コックピットライト、スポイラーレバー、パーキングブレーキ。。。 また中央コンソールの切り替えスイッチ、ECAMステータスページ、スロットルレバー、ブレーキ。 各スイッチ、各ボタン、飛行シミュレーションやはりこういう実物の感覚がないと楽しくない。
次はMCDU。初期ページで便名、出発地到着地RJTT/RJAA、コスト指数20、
巡航高度13000、温度-10を入力。

フライトプランは羽田のSIDでMIURA1を使用:
RWY34L/34R: Climb on HDG337˚ at or above 700FT, turn right direct to TT052, to LOCUP
at or above 5000FT, to URAGA, to MIURA at or above 9000FT.
そしてBINKS、ROUGEを飛び、成田34Lへ。

燃料予測は以下の通り:

データモデルを確認して離陸データは以下:
V1は131

写真を撮っている余裕もなく、最終的にこの状態に:
PFはMCDUのPERF TAKE OFFページを表示、同時にPNFはMCDUのF-PLNページを表示。

次はプッシュバックだ。地上シーンは羽田第2ターミナルに設定されているので、
隣は全日空777ばかりでリアル感がすごい。

次にエンジン始動。まず2番エンジンのマスタースイッチ、少し持ち上げて前に動かし、
EGTとN1、N2が増加していくのを見る。
続いて1番エンジン始動、すべて正常。
タグ車両が外れた後タキシング開始。ブレーキを緩め、スロットルレバーはアイドルのまま、ノーズホイールを回してC滑行路へ。
ノーズホイール操作はまだあまり慣れておらず、最初の旋回は少し遅れ、 中立に戻すと逆に速すぎ、タイミングの計測も正確ではない。 だから中央の黄色い線になかなか乗れず、曲がりくねりながら前に進んだ。 34R滑走路頭で前後左右を確認し交通がないので、滑走路に進入し、 スロットルレバーをTO/GA位置に押し込み、右手をレバーに置き、 方向舵で左右をコントロールし、VRでレバーを引いて機首を上げる。引くのが少し遅く、ゆっくりすぎた気がする。この部分はまだ練習が必要だ。その後、着陸装置を格納し、スロットルレバーを上昇位置にし、フラップを0にした。
その後の飛行はしばらく手動で遊び、サイドスティックでPFDのフライトディレクターに合わせて調整し続け、
巡航高度付近までようやくオートパイロットを入れ、記念撮影。

千葉上空

東京湾上空、遠くの富士山、そして海面を照らす陽光の景色はとても美しい。
シミュレーターがここまでできるのはすごい。

続いてアプローチ。リアルタイム気象を使用していないため、気圧は標準2992、気温は16度に設定。
進入プログラム34L、最低選択速度VLSは132など。

降下中

ILS進入中

ところでこのNatVISの円形スクリーンは少し問題があり、細部があまりよく見えない。 例えば昼間、高度2000フィート以上で空港を見ると灰色で、滑走路の表示があまり鮮明ではない。この点は少し失望した。 夜なら効果が良さそうだ。
最終進入段階は手動で、サイドスティックを調整してPFDのフライトディレクターに合わせ、
着陸時も少し上げるのが遅く、技術が下手で笑われるかもしれない。。
そしてなんとか機体をターミナルまで滑走させ、エンジンを停止するなどし、最後に記念撮影。

感想 1 フルモーションシミュレータには及ばないが、私たち愛好家にはこのレベルの設備で十分だ。 そのソフトウェアとハードウェアのシミュレーション度は非常にリアルで、一般的な飛行の楽しさを完全に満たしてくれる。 例えばPC上のソフトウェアでは、FCUの選択ボタン操作はマウスでクリックするだけだが、リアルなハードウェアがあれば実際の操作感を体験できる。引き出せば選択モード、押せば管理モードになる。この効果は全く違う。同様にブレーキ、エンジン始動、フラップ展開なども似ており、PCではマウスの左ボタンを押してカーソルを少し動かすだけだが、実物があれば、まずスイッチを上に引き上げてから、所定の位置に動かす必要があることがわかる。この操作感は重要だ。
2 家に帰ってA320マニュアルを詳しく学ぶ必要がある。機会があればまたJFlightで実践したい。
完