フライトシミュレーター愛好家のノート

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ホノルル空港でトライジェットを見る

この度またハワイで遊覧飛行を楽しんできたのですが、エプロンで日本ではもうめっきり見かけなくなった3発機を何機か撮影したので、共有させていただきます。

まずはボーイング727です。これはアジア太平洋航空の727-200で、 機体記号はN705AAです。 Asia Pacific Airlines Boeing 727 N705AA

アジア太平洋航空はアジア太平洋地域にチャーター貨物サービスを提供する貨物航空会社で、所有するボーイング727は計3機です。

同社のホームページにある<a href=http://www.flyapa.com/sched.asp?SchedDate=8/22/2015>フライトスケジュールによると、 この機体は8月22日、ホノルル(PHNL)とパゴパゴ国際空港(NTSU)の間を2往復し、 その後2日間の休息を挟んで<a href=http://www.flyapa.com/sched.asp?SchedDate=8/29/2015>再びこれら2つの空港の間で往復運航しています。

ボーイング727を見るのは久しぶりですが、間近で観察したのはこれが初めてです。 機首を見ると、やはりボーイング737によく似ています!兄貴分だけあります。 この機体は1981年製造、機齢34年。 JT8D-217(左右)とJT8D-17(中央)の計3基のエンジンを搭載しており、まだまだ現役といえるでしょう。 Asia Pacific Airlines Boeing 727 N705AA N705AAは1981年6月2日に引き渡され、2004年までアメリカン航空で運用され、 2004年2月23日にアジア太平洋航空へ移籍しました。

この727は近代化改修を受けています。最も目立つのはウィングレットの装着で、その形状はボーイング747-400のものに少し似ています。 Asia Pacific Airlines Boeing 727 N705AA

続いて尾部の特徴的な3発レイアウトを見てみましょう。低バイパス比のJT8DとT字尾翼は、古典的な美しさに満ちています。 Asia Pacific Airlines Boeing 727 N705AA プラット・アンド・ホイットニーのJT8Dは、航空史上最も成功したガスタービンエンジンのひとつであり、 1964年以降、累計5億時間を超える信頼性のあるサービスを提供しており、本当に驚嘆させられます。

ボーイング727は短距離離着陸(STOL)能力に優れており、内側の前縁にあるクルーガーフラップの貢献は少なくありません。 この角度から見ると、その構造は素朴で、現在の旅客機の前縁フラップとは外形がかなり異なります。 Asia Pacific Airlines Boeing 727 N705AA

エプロンで間近に観察できたもう1つの3発機は、マクドネル・ダグラスのMD-11です。 この型式は実際、成田や関西国際空港では比較的よく見かけますが、 地上から撮影したのはこれが初めてです。 N272UP United Parcel Service (UPS) McDonnell Douglas MD-11

機体記号N272UPのこのMD-11は、アメリカの配送会社ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の所属で、 1993年製造、機齢22年。まだまだ若い方でしょう。 1993年5月11日から2002年まで日本航空(JAL)で運用されており、当時の機体記号はJA8580でした。 2002年10月9日からUPSに入り、N272UPとして現在に至ります。

尾部のクローズアップ: N272UP United Parcel Service (UPS) McDonnell Douglas MD-11 このMD-11は3基のGE製CF6-80C2D1Fエンジンを使用しており、 尾部エンジンがわずかに下向きに傾斜しているのがわかります。

また、ウィングレットはDC-10とMD-11の外見上の最大の違いです。 N272UP United Parcel Service (UPS) McDonnell Douglas MD-11 このウィングレットの特徴は上下2段に分かれていることで、上段部分はボーイング747-400の形状に非常に近いですが、 下段の面積は非常に小さく、離れていると識別するのが難しいです。

MD-11の機体の特徴は、尾部の真正面から見たほうが、よりクールではないでしょうか? 少なくとも筆者はこの角度の方が好きです。 N272UP United Parcel Service (UPS) McDonnell Douglas MD-11

最後に、3発のボーイング747を見てみましょう。

冗談でしょう、747が3エンジンなんてありえますか? もちろんこれは冗談で、下の写真を見てください。 KALITTA AIR Boeing 747-200 N795CK  747-251B(SF) 23111/594 カリッタ航空の747-200がメンテナンス作業中で、 右外側のエンジンが外されて地上に置かれているため、これを3発機と言っても間違いではありません。

この写真は順光なので、機体の細部がよく見えます。 さらに背景に聳え立つ熱帯積雲が加わり、写真としても美しく仕上がっています。 もともと747-200は数少ない古典的な「ジャンボジェット」であり、 それを見ることができたのは幸運でした。

この機体(※原文では772だが文脈から747-200の誤記と思われる)の登録番号はN795CKで、1984年2月28日に初飛行、機齢も31年になります。 カリッタに入る前は、ノースウエスト航空のN631USおよびN631NWとして26年間飛び、 2010年8月19日にカリッタへ移籍し、2011年4月まではN631NWという番号を引き継いでいました。

カリッタ航空はボーイング747を2機、747-200を18機、747-400を2機保有しているとのことですが、 日本でこの貨物会社の飛行機を見る機会は稀です。 私も彼らの機体を撮影したのは初めてなので、とても満足しています。