フライトシミュレーター愛好家のノート

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ディスコーンアンテナ D130NAVIを設置して航空バンドATCを受信する

最近、航空交通管制(ATC)をより快適に受信するために、 1万2000円(120ドル)を投じてディスコーンアンテナ(Discone Antenna)を購入しました。 その効果はかなり満足できるもので、受信感度が大幅に向上しました。

この製品の型番はD130、 メーカーは第一電波工業株式会社です。 航空ファンの間で評判の高いアンテナで、多くの書籍や雑誌でも紹介されています。 このアンテナの受信周波数帯は非常に広く、25Hzから1300MHzまでをカバーしていますが、 その代わりサイズが大きく、高さは170センチ、直径は84センチにもなり、設置場所をとります。 設置場所の確保には随分と頭を悩ませ、ベランダの何箇所かで試してみましたが、固定する適当な場所が見つかりませんでした。 とりあえず、使用するたびに組み立てて、使い終わったら片付けることにしました。

ディスコーンアンテナは、少しひねった形状をしたアンテナです。 D130のメーカーによる図解です。このアンテナの特徴は3つの部分で構成されていることがわかります。 上部は通常の棒状アンテナ、中部は8本の棒状アンテナで構成される円盤アンテナ、 下部は8本の棒状アンテナで構成される円錐アンテナになっています。

ディスコーンアンテナの特徴は、帯域幅が広く、垂直方向に指向性がないことです。 そのため、無線ファンにとっては、このアンテナ1つあれば常用周波数をほぼカバーできるため、経済的で実用的です。

ここで、簡単に組み立て方を紹介します。 メーカーの組み立て説明書には、取り付ける順序が明記されていないため、説明書だけを見ていると少し混乱するかもしれません。 実際には、下から上へ組み付ける手順を覚えておけば問題ありません。 まず、同軸ケーブルをスタンドに通してアンテナ部を差し込み、次に下部の8本の円錐アンテナを取り付け、 続いて中部の8本の円盤アンテナを取り付け、最後に上部のアンテナを取り付ければ完了です。

実際の使用感はどうでしょう? 本当に素晴らしいです。 以前、長さ30センチのアンテナを使っていたとき、東京国際空港(羽田空港)のアプローチ(到着)や塔(タワー)を聞いても、 パイロットの声ははっきり聞こえるのに、管制官の声はとても小さくノイズが多かったため、 基本的に一方的な会話しか聞こえませんでした。 D130を使ってからは、双方の会話がはっきりと聞こえるようになり、ノイズも大幅に減少しました。 ようやく完全なATCの交信を聞くことができるようになりました。

また、以前は全く聞こえなかった周波数、例えば羽田のデリバリー(出放行)なども、信号は弱くノイズも多いですが、 今では受信できるようになりました。 もっといい据え置き型の受信機があれば、もっと鮮明になるでしょう。(お金を貯めないと。。)

さらに、会社(カンパニー)周波数もすごいです。例えば、羽田から北海道へ向かう航空機が、栃木県上空に差し掛かったあたりで会社と連絡を取り、 雲頂高、乱気流、機内シートベルト灯の状況、到着予定時刻などを報告する様子が、 距離にして150キロ以上もあると思われるのに、双方の会話が非常に鮮明に聞こえます。

まさに『論語』にある「工欲善其事、必先利其器(良い仕事をするには、まず道具を磨くことが重要)」という言葉通りで、 より良くATCを聞くためには、良いアンテナは絶対に欠かせませんね。 (特に私のように空港から離れた場所に住んでいる人にとっては)