ボーイング787に乗った日記
普段は日本の国内線にはあまり乗らないが、最近出張の機会を利用して、新幹線ではなく全日空(ANA)のボーイング787型機で東京から大阪へ移動した。 以下、簡単なまとめである。
チケットの予約は全日空のウェブサイトを使用。会員番号とパスワードを入力し、日付および出発・到着空港を選択すると、当日の東京羽田国際空港から大阪伊丹国際空港へのフライト一覧が表示される。
時刻、料金、機体などの情報から自分に合ったフライトを選び、予約、座席指定、クレジットカード情報入力で、とても簡単に完了した。
その後、メールが1通届き、その中にリンクがあった。iPhoneでそのリンクをタップするだけで、Passbookにチケット情報が表示される。
これなら電子チケットを印刷する必要がなく、スマホを持ってそのまま搭乗できる。
出発当日、前日に全日空から届いたメール通知を確認すると、搭乗ゲートは第2ターミナルのGate63だったので、電車に乗って空港へ急行した。 以下、時系列の記録。
9:00 羽田空港到着。道すがら空港の天気、風向風速、雲底高を調べ、当該フライトが使用する滑走路などを予測してみた。ただし、生データの記録を忘れてしまった。。。
9:10 第2ターミナル5階展望デッキに到着。当該フライトの機体登録番号JA811A、機種ボーイング787-8を撮影。
時間はまだ余裕があるので、近くの34R滑走路で離着陸する様々な航空機や、ターミナルに駐機中の各種ANA機の撮影を開始した。
合計で200枚以上撮影した。
9:40 出発フロアへ下りる。セキュリティチェック。スマホをカードリーダーにかざし、搭乗待合エリアへ。
9:50 搭乗開始。スマホを再びカードリーダーにかざし、手続き完了。
今回のフライトの乗客は皆出張者のようで、全員スーツ姿だった。
座席に着き、787特有の窓の調光ボタンと、面積が大きめの細長い窓を観察する。
調光は5段階。上下2つのボタンで、上ボタンが明るく、下ボタンが暗くする。
最も暗い状態では、窓は一面に青く光る。
座席は右側の窓際、主翼のすぐそば。この座席を予約したのはあまり良くなかったな。
9:58 機内放送でドアクローズ(閉店)。搭載率は約95%に見えた。
10:01 機内デモンストレーションビデオ開始。iPhoneの電源を切る。
10:05 プッシュバック開始。
10:05 エンジン始動。一時的にエアコン停止。機内のエンジン音が若干大きくなる。
10:07 滑走開始。滑走路出口標識Z、タクシーウェイCへ進入し南下。
事前に空港の平面図をダウンロードしておいたので、各標識ポイントの観察により航空機の移動ルートをほぼ把握できた。
<a href=“https://yinlei.org/x-plane10/2012/10/27/%E3%83%94%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%206.png"![]()
羽田空港図
10:08 フラップを20度に展開。
10:11 Aタクシーウェイを通過、南下を続けタクシーウェイRへ進入。やはり05番滑走路を使用するようだ。
10:15 05番滑走路の先頭までタクシー。滑走路標識点05D1を確認。
10:16 シートベルトのサインが点灯と電子音「チン」。
10:16:50 エンジンが離陸推力へ増加。機内エンジン音は轟音となるが、それほど騒々しくは感じない。
10:17:25 離陸(機体が地を離れる)。
10:17:40 脚収納の機械音が聞こえる。右へ旋回開始。
10:18:40 フラップ収納。約30秒かかった。
10:21 東京湾上空。上昇率がやや低下。遠くに富士山が見える。
10:23 シートベルトサイン消灯。海上を飛行中。右側に相模湾と神奈川の海岸線が見える。
iPhoneの電源を入れ、機内モードに設定。
10:29 静岡県にある富士山を右側に通過。
下の写真に見える787特有の上方に反った翼形(翼端の曲がり)と、小柄なフラップフェアリングが見える。
10:35 機内ドリンクサービス開始。
10:39 機長アナウンス。静岡県浜松市を通過し、巡航段階へ入る。飛行高度はよく聞き取れなかった。
現在はY56この航空路を飛行していると思われる。
10:43 愛知県名古屋の中部国際空港の上空を通過しているのが見える。
10:46 飛行高度が降下し始めたと感じる。三重県上空を飛行中。
10:48 やや右に旋回、奈良県に入ったか?
10:49 シートベルトサイン点灯。
10:50 機内放送、降下フェーズ開始。スマホをオフに。
現在はY54この航空路を飛行していると思われる。
10:51:30 スポイラー(揚力減速装置)展開、機内騒音が増大。少し乱気流がある。
10:54 大阪と奈良の間の山を通過(おそらく八尾空港付近の生駒山。左側の座席なら八尾空港が見えたかもしれない)。
スポイラー格納。脚展開。
10:55 フラップを20度に展開。
10:56 スポイラー展開。大阪市内上空、淀川を通過。少し揺れる。
10:57 フラップを30度に展開。地上の建物が迫ってくる。
10:58:49 大阪伊丹空港32L滑走路に着地。スポイラーが最大位置まで展開。
11:01 機内放送でゲート10番。滑走路標識点C3E4を確認。
11:02 ゲート10番に駐機完了。
11:06 下機。ゲート10番の標識牌に記された緯度経度表示を見つけた。パイロットはこれを見て慣性航法システムを校正しているのだな。
11:10 空港を出ると、大阪市内へ向かうモノレールがやってきた。車両に貼られたカップ麺の広告が面白かったので、すぐに撮影。

今回のフライトの感想
機内騒音が低い。窓際に座っていたが、離陸と着陸でエンジン音が最も大きくなる段階でも、騒々しくは感じなかった。
上昇と降下時の客室内の気圧変化が平稳であり、耳に何の不快感もなかった。
たぶん国内線専用機だからだろうか、座席ピッチが狭く、個人用エンターテインメントシステムもなく、機内の内装も簡素だった。これが全日空の実用的な経営方針なのだろう。
窓の面積が大きく、上下に細長いため、外の景色、特に上空の空を眺めるのに都合が良い。ただし窓の幅は他の機種と大差ない。調光機能ができるのも良い点で、特に写真撮影に便利で、青空の描写がより良くなる。
以上